みなさん、こんにちは。
POPUP MUSIC SCHOOLの里見です。
なんか、ブログって楽しいですね。みんなで知識をシェアできるって素晴らしいし、好き勝手言えるし(笑)。
良いヨノナカになりました。
さてさて、今日は昨今のボイトレ事情、我が社編をシェアしようと思います。
リズムとメロディーは同じくらい大事!
てのが、最近「リズム」をあまり重視していない人が多いということ。たぶん心の中ではリズムが大事ということは分かっていて、何となく意識もしてるんだと思います。が、カラオケなどで歌いたいと思っている好きなアーティストの歌を聴く時、そもそもそのアーティストの素晴らしいリズム感を聞いてないんではないでしょうか。
例えば、メロディーがそんなに正確じゃなくてもリズムが正確なシンガーは、レコーディングの際に敢えてガチガチにメロディーを修正せずリズムだけをバキバキに直してCDにしたりします。つまり、そのアーティストの立派な個性になるほど、リズムも歌の良し悪しを左右するんです。
つまり。
プロの歌を聴く時は、メロディー50%、リズム50%で聞きましょう!!
できれば、メロディー100%、リズム100%が理想的ですが、数学得意な奴にそれはおかしいと言われたので。
では、どーやって!?となりますよね。
そこで、おススメのリズムの聞き方を紹介します!
![](https://popupms.jp/wp-content/uploads/2023/02/13589746_MotionElements_cheerful-young-woman-1024x683.jpg)
手拍子と歌を同期させる
おっと。もう答えを書いてしまった。
どういうことかと申しますと、体内のリズムを聞いてる音楽に合わせた状態に持っていき、その状態で歌を聴く、ということです。
具体的な方法を紹介しますね。
まず、どんなテンポでもいいので手拍子を打ちます。理解しやすい速さがいいですね。例えば、秒が分かるストップウォッチみたいなものがあれば、1秒間に2回手を叩くと、120BPMという速さになりますので、それより少し遅い速さであれば意識しやすいテンポになると思います。
そして、1分ほど続けてみて、最初と最後のテンポがあまり変わってないかをチェックします。だいたいでいいですよ、前述のストップウォッチなどで計る必要はありません。
そこで大事なことがあります。それは、
1発1発、等間隔でかつ同じ大きさで叩くようにするということ。
できれば、もう一人相手がいたほうがいいです。いなければ自己判断。
心を無にし、まるで修行僧のように、淡々と手を打ちます。なにか等間隔でなる機械音をイメージするといいと思います。最初はけっこう難しいと思いますが、慣れれば意識しないほうが上手くいくようになります。
それから、その修行の成果を、実際の音楽に合わせて行います。メロパンみたいに速い曲じゃなく遅い曲ほど難しいので、バラードなどでチャレンジしてみてください。
まだまだ、これから。この辺でコーヒーでも飲みましょう。
![](https://popupms.jp/wp-content/uploads/2023/02/20719592_MotionElements_happy-child-kid-boy_converted_a-0005-1024x576.jpg)
プロのリズム感を理解するだけでも、プロに近づく
また先に言ってもた。
そうです、要はプロのリズム感を意識するという練習です。
先ほどの手拍子練習に時を巻き戻しましょう。
何の曲でもいいので、できれば少しゆったりした曲にあわせ、修行の成果の手拍子を合わせてみましょう。その時大事なのは、曲に合わせに行って1発1発がバラバラにならないこと。等間隔かつ同じ大きさ、でしたよね。大きさってあんまり関係ないやろ!って思うかもですが、超大事です!!(慣れてきたら、弱・強・弱・強など、一定の強弱をつけるのはありです)
それから、またしても心を無にして(これも大事)だんだんバックの音楽じゃなく歌に合わせて手拍子を合わせるようにしてください。ここのテクニックを僕はフォースと呼んでいます。(上手いやつをヨーダと呼んでいます。)
すると、どうでしょう!プロの歌って、めっちゃくちゃ手拍子しやすいではありませんか!そのリズム感もコピーしましょう。
レッスンの間の日々が大事
というわけで、こういった練習法はご家庭でもできます。レッスンってのは、週に1~2回が限度。しかし、歌をそのペースで練習しても上手くなるとは限りません。そんな時、こういった練習が積み重ねを作るばかりでなく、みなさんがミュージシャンであるという自覚を繋げるのです。
このブログでは、効率的に歌が上手くなりたいという人のためにこういう練習法もシェアしていきますね。お楽しみに!
あ、近所のおばあちゃんがストレスを抱くほど大きく手拍子しないようにしてくださいね!
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